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■ 活躍した重機たち 教会を出て車でしばらく走ると重機が展示されている場所に着きました。原発事故が起こったときに活躍した重機だそうです。本物かレプリカか分かりませんし、用途が分からないものもありますが……。 というかこれって誰に向けて展示しているのでしょうね。このあたりで日常的に働いている人たちが見たがるかなぁ? やはり観光……ではなくて取材で訪れた人向けですよね。まぁ何でも良いのですが。 ■ 静かに美しい恐怖に包まれて そこから再び車で走り、どう見ても周りに何もない場所に着きました。足元は土、見渡す限り空と木……え、あー、歩くのね……どこへ? よく分からないままガイドについて歩き始めました。不法投棄されたよく分からない物が転がっています。まぁ不法投棄なんて悠長なことを言っていられる場所ではないのですが。 少し歩くと視界が開き、大きな池が見えました。水面は動くこともなく周りの木々を映し出しています。う、美しい……。人が住んではいけない場所なのに……だからこそ? ■ 巨大な物が怖いという 池のほとりに巨大な建造物があることに気付きました……何これ? どうやらそこに近付くようです。ガイドの後ろをしばらく歩くと、先ほど見た建造物とは違う、これまた巨大な建造物の中にいました……何これ? この建造物は何のために存在するのか? 想像もつきません。 ガイドが「声が響くよ」と言うので大きな声を出してみましたら山びこのように……っていやいや面白いけどこれ何? ガイドは恐らく説明してくれていたのでしょうけども、私には理解出来ませんでした。 そのすぐそばには最初に見えた建造物があります。木造の渡り廊下らしきものがあるのですが足元が腐っていてちょっとした冒険です。地面を歩いた方が安全なのでは……。 前へ 次へ |
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