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■ 学校崩壊 学級崩壊という問題をよく耳にしますけどこちらは学校が崩壊しています。学校崩壊です。学級が存在することも出来ません。 4階建てだったのでしょうけども……えーと、これって自然崩壊なんですかねぇ? 爆撃か重機……いやいやそこまでするならこんな中途半端には破壊しませんよね。人が立ち入らなくなって何十年か経っての崩壊なんでしょうけど、普通こんな崩壊しますかね? 欠陥建築……? 教室の後ろの方かなぁ? 肖像画が掲げられていますがどなたでしょう。人のことに詳しくないものでして。黒板にも何やら書かれていますが何と書かれているのかな。 旧ソ連について詳しくない私がイメージする旧ソ連ライクな絵。字が読めたらこの取材は楽しさが格段に上がるんだろうなぁ。字も読めないくせに取材に来るなんてどうかしてましたわね。ほほほ。 ■ お宅訪問 アクションゲーム脳としては瓦礫の上を飛び跳ねて教室へ辿り着きたいところですがさすがにそんなSASUKE的な運動能力はありませんので次の場所へ向かいます。えーとこちらは? 狭い階段を上って……。 マンションだね! お宅訪問です。もちろん出迎えてくれる人はいませんけども。のっけからぼっろぼろだなぁ。 現役当時としては築年数が浅くて美しいマンションだったんでしょうけど……。 机が置き去りです。椅子はなし。窓が閉まっていたらもっと悲惨なことになっていたのかな。 こちらの部屋は家具が色々と残っていました。やはり置いて行かれた物があると興奮してしまいますね。 ソファーベッドやぁ……。ここが居間兼寝室だったんですかね。何人暮らしだったのかな。 ガスコンロにオーブンかなぁ? 口数が4つってすごくない? 一般家庭でそんなに要る? まぁ日本とは食生活の事情が違うんですかね。知らんけど。これも当時としては最先端で憧れのキッチンだったんでしょうね。 原発事故が起きて数日は普通に生活していたと聞きますが最後に作った料理は何だったのかなぁ……。どうしてもそういうことを考えてしまいます。 階段の踊り場で見掛けた集合ポストは触ると崩壊しそうな雰囲気でした。鍵が抜け落ちているのはわざとか、自然にか……? 足元はどうなっていたかな。忘れました。 ガイドは迷うことなく部屋に入って行ったけど観光客……ではなくてジャーナリストを連れて入る用の部屋が決まっているのかな。ランダムに入っているのかな。どこも同じような雰囲気なんでしょうけど、入ってはいけない部屋ってありそうですよね。 前へ 次へ |
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