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index > 商店街大好き! > 春日会商店街(かすがの坂) (2019/03/16)
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春日会商店街(かすがの坂)

 兵庫県神戸市中央区の「かすがの坂」にやって来ました。JRに乗っていたら見えますよねこのなまずちゃんのアーチ。



春日会商店街(かすがの坂)

 よく見るとなまずの両端は龍なのですね。どういうことなの……? 例によって例によってこの地域恒例の民話シリーズの1つでして、ここは「かすがの坂の気のいいなまず」。龍神様の真似をして「こうすれば願いが叶う」とでたらめを言ったなまずの運命はみたいな話なのですがまぁ詳しくは検索してみて下さい。
 ところでこの商店街、神戸市商店街連合会のサイトによりますと正式名称は「春日会商店街」だそうです。甲南大学文学部社会学科の学生さんたちが書かれた「阪神圏商店街の比較研究――コリアタウンと春日野道――」という論文によりますと、1921年に春日会という商業親睦会が結成されたとのことで、それがここであるならもうすぐ100周年! 歴史ある商店街のようです。
 南の端からスタートします。



春日会商店街(かすがの坂)

 店名看板はこんな感じです。手書きのフォント、「お菓子と進物!」のビックリマーク、「エイ」ではなく「エー」と伸ばす振り仮名、勢いがあって素敵だなぁ。



春日会商店街(かすがの坂)

 南東のあたりは「中西市場」に接続されています。電球看板と「明るい・・・・・買いよい」という言葉がたまりません。また別のページでご紹介します。



春日会商店街(かすがの坂)

 車道の両端に店舗が並ぶタイプの商店街です。ちょっと寂しい雰囲気は否めませんが……。



春日会商店街(かすがの坂)

 西向きだからかカーテンが出し入れ出来るようになっているところもありました。



春日会商店街(かすがの坂)

 街灯はこんな感じです。



春日会商店街(かすがの坂)

 店名看板が初期化されているところはともかく、店名が記されていても営業されているのかよく分からないところもありますね……。



春日会商店街(かすがの坂)

 北の端に着きました。よく見るとアーチのデザインが南の端と違いますね。
 かつてこのあたりに住まれていた方の話によりますと、昭和の頃はここから北の方にも商店街が続いていたそうなのです。
 また、「阪神・淡路大震災の社会学〈3〉復興・防災まちづくりの社会学」という本によりますと阪神・淡路大震災が発生した1995年1月の商店会の会員は38店舗だったようです。今はそんなにあるのかな……。



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