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平壌から板門店へ向かう途中で立ち寄ったパーキングエリアです。 平壌から高速道路を走り続けてパーキングエリアに辿り着きました。 高速道路とは言うものの料金が必要なわけではありませんし、明確な入り口もありません。何故か人も歩いていました。他に車がいないから飛ばし放題な郊外の道路と言った方が適切でしょう。 しかし寂しい印象があります。 駐車スペースは好きなところに停め放題。だって他の車なんて来ませんもの。 売店と喫茶室があるようです。 売店に人はいませんでしたが商品は充実しています。 賞味期限は大丈夫なのかな……。 最後に人が座ったのはいつなのだろうね。 あるけど……点くのかしら。 いっぱいあるけど……人は来ません。水も流れません。 階段を上れば喫茶室らしいのですが修繕中らしく上れませんでした。どうせ喫茶室なんて存在しないのだろう、だから階段も上れないようにしているのだろう…… ……と思ったのですが帰りに寄ったときの入り口からは上れました。 ……無駄に広い空間と並んだ椅子が寂しいです。 確かに喫茶室と言ってもおかしくない気はします。しかしこれいつから修繕中なのか、いつまで修繕中なのか……。 冷蔵庫や飲み物のサーバーもありました。 しかし喫茶室がオープンしたところでどれだけの人が来るというのか……。 何とこのパーキングエリアには6人もの女性が働いていました。男性も2人見掛けました。女性たちとガイドは顔馴染みのようで楽しそうに話をしていました。あぁ私も朝鮮語を話せれば……。 女性たちはわりと綺麗なダウンジャケットを羽織り、見た目も健康そのもの。貧しい国の何もない人も来ない仕事もなさそうなパーキングエリアで働きながら……時間を潰しながら? 何故こんな楽しそうに笑えるのだろう。不思議でなりませんでした。 ガイドの計らいで女性たちと写真を撮りました。というか若い女性を見掛けては一緒に写真を撮っていました。だって朝鮮の人って色白で細身の美人が多いんですもの……。パーキングエリアにいた女性のうちの1人がものすごく好みのタイプで拉致……連れて帰ろうかと思いました。 「日本の友達に写真を売って次の旅費の足しにしたら。ハハハハ」とガイドによく言われました。良いのかそんなこと言って。朝鮮美少女図鑑作るぞ。 帰りの車の中でガイドに言いました。「彼女たちはここに居て仕事があるんですかねぇ?」「春には喫茶室の修繕が終わるから仕事はありますよ」いやいや春って何ヶ月先なんだよ……。朝鮮の時間の流れはとてもゆったりしています。 |
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