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| index > たのしい遊園地 > りんくうパパラ 10 (2004/10/31) |
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しかしイベントはー？ 「イベントするんですか？」って聞いてみようかなぁ。うぅむ。 と、その前に改めてイベント案内の看板を確認したら11時じゃなくて11時半開始でした。勘違いしてました。あと５分あるじゃん。  あと５分しかないじゃん……通り過ぎるだけで誰もイベント開始を待ってないよ。 あぁ、さっき「イベントするんですか？」って聞かなくて良かった。なんか悪質な嫌味だと思われてたかも。 まぁ他に客が居なくても私は聞くから！ と微妙に距離をおいて立っていたら、とうとう時間になりました。 出演のKILLER KNIFEと思われる二人がステージに上がりました。あ、スタッフじゃなかったのか。  客は私と、ちゃんとしたファンっぽい雰囲気の母上。ステージっつっても舞台が組まれているわけでもなく、 椅子が用意されているわけでもなく、出演者と客は同じ高さです。なんという一体感！ 簡単な挨拶の後、歌が始まりました。  ちらほらとお客さんが集まって来ました。それでも数人ですが。 しかし客が数人とは言え、彼らは手を抜くことなく真剣に歌っていました。 姉さん、プロだよプロが居るよ！ 終わりゆくりんくうパパラ全体の淋しさと彼らの熱心さがアンバランスで、涙腺が緩んできました。 気を抜けば泣いてしまいそうでした。 そして曲の合間に「次はミディアムテンポでいきます。すみませんけど聞いて下さい」 「聞いてもらってすみません」「あと二曲あります、すみません」と 「すみません」を連発する腰の低い姿がさらに涙を誘いました。 しかしこれ、ステージの最中だと言うのに前を横切っていく人が多いこと多いこと。     なんつうか、こう、もうちょっと……ねぇ。 しかし曲の合間にボーカルのお兄さんが客の赤ちゃんのために椅子を持って来る場面があり、心が和みました。 45分ほど続いたライヴは無事終了。ボーカルのお兄さん 「次また１時半からありますんで、良かったら聞きに来てやって下さい」。 < 前 次 > |
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